音楽のストレートパンチ「BEST BOUT」/竹原ピストル
「よぉー、そこの若いの」が住友生命「1UP」のCMソングに起用されていた、元野狐禅の竹原ピストルの「BEST BOUT」をご紹介。
こんな人にオススメ
- 勇気が欲しい人
- やる気が出せない人
結局、自分にとってのストレートを振り切る人が一番かっこ良い
ひとまずこれを聞いていただきたい。
竹原ピストル /よー、そこの若いの (Short Ver.)
僕はこの曲を何度も耳にしたことがあったのだけど、自由ネコさんのブログで紹介されているのを見て、改めて聞き直し、感じ入ってしまいました。そして、すぐTSUTAYAに向かい竹原ピストルと野狐禅のCDを借りました。今更。それまで何聞いてたかってEDMばっか聞いてました…EDM…
表現するものは全て竹原ピストルという人間そのもの、しかし、その表現方法はバラエティーに富んでいる
勝手に古いフォークソングばかりかと思ってたけど、全然そんなことなかった。アルバムを通してバラエティーに富んでいて飽きずにあっさり最後まで聞いてしまう。歌詞も筋が通り過ぎていて、同じようなメッセージソングばかりになるのではないかと思っていたら、言葉による表現もかなり巧みなんですねぇ…
竹原ピストル - 俺のアディダス~人としての志~(Short Edit)
音楽でも漫画でもブログでもそうですが、表現でお金を稼ぎたいと思うと人に受け入れられなければならず、稼ぐために自己主張を殺そうとか安易な考えに走ってしまうのですが、そうすると自分の精神衛生に良くないし、なによりダサいことだなぁとこの人を見てると思ってしまいます。とはいえ、そうやってただありがちな直球の自己主張崇拝をして、独りよがりになると誰も見向きもしてくれず、勝手にやってろ状態になるんですよね。でも、この人の違うところは、主張することの筋を通させたまま、その主張が相手の耳に通るように表現方法を工夫していることだと思います。それは、この人の過去のボクサー経験に由来するのではないか、と僕は思うのです。ボクシングって己の拳だけで、相手のガードをかいくぐり、いかにして相手の脳を揺らすパンチを打つかという、理詰めの競技ですよね。鴨川会長曰く。そう、心を揺さぶるパンチをいかにして食らわせるか、この人の音楽はボクシングなんです。
ダウン!から カウント1・2・3
4・5・6・7・8・9までは、哀しいかな、
神様の類に問答無用で数えられてしまうものなのかもしれない
だけど、カウント10だけは、自分の諦めが数えるものだ
僕はどんなに打ちのめされようとも
絶対にカウント10を数えない
作詞・作曲:竹原ピストル 「カウント10」から引用 ‐
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